回路設計者がデータサイエンス部署に飛んでいったブログ

子育てしか楽しみがありません、たすけて

【市場】物流IT(ロジザード)についてちょっと調べてみた

IPO ロジザードが盛り上がってましたね(過去形)

そこでロジザード周辺を調べてみました。 

 

まずはロジザードの強み。(決算説明資料より)

1. 安定的な収益モデル

2. 明確なターゲットの設定

3. 短納期、低価格、高サービス

 

これだけ見ると何が強みか全然わかりません。ひとつずつ見ていきましょう。

1. 安定的な収益モデル

ストックビジネスのことを言ってますね。つまりどの会社でも同じことです。

 

2. 明確なターゲットの設定

最初はなんでこんなことが強みなのかな?と思いました。調べていくと納得です。サービス自体には何の強みもありません。(UIは確認してません)なので、自分たちの商品がどういう客層にマッチするかを分析して、その分野のパイを早めに取りに行ってます。戦略としてはとてもいいと思います。

 

3. 短納期、低価格、高サービス

WMSの比較を行いました。

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この他にも365日24時間対応サービスもありますが、他社もやってますし特にこれと言って大きな差は感じません。倉庫マッチングだけ特別かもですが、それで選ぶことはないです。利用する側からしたら圧倒的にコストが一番にきます(こういうサービスはいつも言われます。。。つらい。。。)。なので、コストが一番の売りなのでしょう。目論見書にも書いてありますが、コスト競争は懸念事項です。

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◯結論

 独自性皆無

 純粋なコスト勝負

 契約企業は1000ぐらいなのでまだ伸びしろはありそう

 だけど他社とそんなに差がないからパイの取り合い

 

もげらは「スイングやデイでテクニカルで触る」が正解だと思います。